レジオネラ症対策
環監・保健師のためのレジオネラ症対策【入門】入浴剤使用浴槽水の塩素測定法
【私の視点】入浴剤を入れる前、浴槽水に十分な殺菌のための塩素濃度が確保されることが大切です。循環ろ過の場合、営業開始前、浴槽水の遊離残留塩素濃度が0.4~1.0mg/Lに調整されてから、浴槽が1回転するまで循環をするのが […]
環監・保健師のための環境衛生【入門】水道蛇口の整流器(泡沫キャップ)に注目する
【私の視点】保健所・環境衛生監視員の経験から、保育園調理場の食器洗い場所の混合水栓蛇口の水について、水質検査で大腸菌検出になった事例があります。原因の一つと考えられたのが、蛇口整流器(泡沫キャップ)のメッシュ部分の汚れで […]
環監・保健師のためのレジオネラ症対策【入門】ATP値は通常との違いのサインをみる
【私の視点】ATP値を通常との違いに気づくサインとして、読んでいます。ATP検査結果は、ほかの水質検査結果、遊離残留塩素濃度、調査結果(記録の確認、構造設備の点検、聞き取り内容など)とともに総合的に判断することが大切です […]
環監・保健師のためのレジオネラ症対策【入門】水害被災地の泥とレジオネラ症
【私の視点】河川氾濫や堤防越水等の水害被災地では、市街地等に広がった浸水に伴い、河川の底や堤防付近等の泥が多量に運ばれた後、乾燥して土埃となって空気中に舞いレジオネラ肺炎を引き起こす可能性があります。レジオネラ症感染予防 […]
環監・保健師のためのレジオネラ症対策【入門】汚れの度合いをみるATP検査法
【私の視点】ATP検査法の注意点・原水、源泉のATP値がどのくらいか。ブランクに相当する値を知ることで数値の評価ができます。・シャワー水は、ATP値が低い場合でも、レジオネラ属菌が検出される可能性があります。 2022( […]
環監・保健師のためのレジオネラ症対策【入門】記述疫学3要素からみたレジオネラ症
【私の視点】記述疫学3要素からみたレジオネラ症①人:男性に感染者が多い。②場所:わかっている感染源として、入浴施設での感染事例が多い。③時:1年のうち、報告数で高温多湿の7月が多い。ただし、患者発生は1年中可能性がある。 […]
環監のためのレジオネラ症対策【入門】アメーバがレジオネラを培養する
【私の視点】レジオネラ属菌水質検査で低量検出のとき、アメーバが多く生息している可能性があります。アメーバ体内で増えたレジオネラ属菌が排出されれば、人への感染が起きるかもしれません。 2022(令和4)年10月中旬の夜、第 […]
環監のためのレジオネラ症対策【入門】シャワーのバイオフィルム形成リスクはあるのか
【私の視点】毎日営業後の、枝管の部分・シャワーヘッドの滞留水の存在が長期間継続すると、シャワー末端部分でのバイオフィルム形成の可能性があります。使用頻度が低いシャワーで、配管の末端での湯の滞留時間が長くなるケースでも、バ […]
環監のためのレジオネラ症対策【入門】PCR法と培養法の使い方
【私の視点】PCR法と平板培養法を組み合わせて検査することで、真の状態が見えてきます。浴槽水で高濃度の遊離残留塩素を検出した場合でも、生菌が出ることがあります。 2022(令和4)年9月下旬、横浜市で5日間、開催された第 […]
環監のためのレジオネラ症対策【入門】環監とレジオネラとの関わりの歴史
【私の視点】1984(昭和59)年以降、私は、建築物衛生法に基づき年間20施設くらい、事務所や店舗、研修所などの立入検査で現場へ行きました。当時、レジオネラ症対策の意識は、空調設備の冷却塔の冷却水にありました。2003( […]