レジオネラ症対策
環監のためのレジオネラ症対策【入門】先入観をもたない
【私の視点】 先入観をもたないで現場に臨むことが大切です。 2022(令和4)年6月下旬、国立感染症研究所が関係する「公衆浴場の衛生管理の推進のための研究」オンライン会議に出席しました。 全国の衛生研究所、レジオネラ研究 […]
環監のためのレジオネラ症対策【入門】日向サンパーク温泉事故20年③
【私の視点】 配管中の滞留水の存在は、配管内に徐々に微生物の堆積をつくってしまう可能性があります。 日向サンパーク温泉施設のように、徹底して滞留水をつくらない施設を見たことがありません。 2022(令和4)年5月下旬、月 […]
環監のためのレジオネラ症対策【入門】日向サンパーク温泉事故20年②
【私の視点】 慰霊碑の前に立ったとき、手を合わせました。「二度と事故を起こしてはならない」 その思いは、管内で患者発生事例を経験した私にも通じるものです。 2022(令和4)年5月下旬、月刊『公衆衛生情報』6月号(一般財 […]
環監のためのレジオネラ症対策【入門】日向サンパーク温泉事故20年①
【環監の視点】 報告書の汚染原因の推定に目をとおすと、当時の施設が、衛生管理の知識・技術が十分ではなかっただけではなく、公衆衛生の現場の公衆浴場で、利用者の命・健康を守るという根本の意識を感じられないように思えました。 […]
環監のためのレジオネラ症対策【入門】配管洗浄の手法
【環監の視点】◎pH値が、すすぎ終了の目安になります。 今回の測定値は、次のとおりです。・原水 pH8.5・過炭酸ナトリウムによる配管洗浄時 pH10.7・すすぎ1回目 pH9.7・すすぎ2回目 pH8.4:すすぎ終了と […]
環監のためのレジオネラ症対策【入門】気泡発生装置の衛生管理
【環監の視点】 気泡発生装置の望ましい衛生管理 毎年の管理①気泡発生装置の表面の金属板を外すことができるのならば、1年に1回程度、内部のブラッシングと殺菌をすること。②年に1回程度の配管洗浄の薬剤洗浄の際に、気泡発生装置 […]
石川県レジオネラ症対策・現場研修会の講師をつとめました(対象:保健所・環境衛生監視員)
施設の良い点を挙げました。 ①浴槽水の残留塩素濃度測定が定期的に実施され、 濃度低下の場合、塩素剤が投入されている。 ②掃除の手順が、物置の扉の裏に貼られていて、 担当者全員が確認できる。 ③シャワーヘッドの掃除がしっか […]
石川県入浴施設衛生管理(レジオネラ症対策)研修会の講師をつとめました
質問配管洗浄で、過酸化水素と過炭酸ナトリウムの二つは効果に差がありますか。 回答経験上、差をほとんど感じません。現場の配管洗浄の作業や水質検査結果など、これまで総合的に見てきての感想です。 2022年3月上旬に石川県で、 […]
高知県レジオネラ症対策講習会の講師をつとめました(対象:公衆浴場、旅館、ホテル、高齢者施設等)
質問:施設が自ら、年に1回の配管洗浄ができるのでしょうか。 回答:実際に、過炭酸ナトリウムを薬剤に使用して、自ら配管洗浄をしている施設があります。最初、作業の手順、薬剤の扱い方、配管の漏水の有無など、ご心配な点がありまし […]
高知県レジオネラ症対策・現場研修会の講師をつとめました(対象:保健所・環境衛生監視員)
・施設の良い点から見ましょう。 ①スタッフの清掃意識が高い。 ②配管に「給水管」「給湯管」など表示があり、把握しやすい。 ③担当者が現場をよく知っている。 2021年11月上旬に、高知県・高知市の保健所・環境衛生監視員 […]