環監のための仕事術【入門】視点・考え方の軸・柱をもつ
【私の視点】
考えていただきたいのは、保健所・環境衛生監視員は、誰のため、何のために働いているかです。
いちばん大切なところです。
その視点・考えの軸、柱をもっていれば、どんな仕事、災害時に相対しても、自分で考え、判断して、行動することができると思います。
2022(令和4)年10月下旬、千葉県の幕張メッセ国際会議場で開催された第66回生活と環境全国大会で、公開講座「生活衛生行政全般と避難所衛生対策」の講師をつとめました。
35分の講演タイトルは「災害時・避難所の衛生対策のてびきの解説」です。
主な内容は、次のとおりです。
1 いま環境衛生監視員を取り巻く環境を考える
2 避難所・避難生活の衛生対策で環監の日常業務を生かす
3 環監自らが小さな一歩を踏み出そう
詳細な中身は、隔月刊誌『生活と環境』2022年11月号(一般財団法人日本環境衛生センター)の特集「災害時における衛生対策」の「災害時の公衆衛生活動で貢献できる人づくりのために」P31に掲載されています。
【私の視点】
講演のなかで、私は、「てびきの解説で話す知識・スキルの前に、もっと大切なものがあるように思うのです」と言いました。
話をしたのは、公衆浴場等のレジオネラ症対策の現場の出来事です。
実際の講演は、一般財団法人日本環境衛生センターの公開動画をご覧いただけますと幸いです。
登録者対象に期間限定で2022年11月14日(月)~2022年12月23日(金)に公開されるようです。
ここで、考えていただきたいのは、
私たち、保健所・環境衛生監視員は、誰のため、何のために働いているかです。
みなさん、もう一度、考えてみてください。
いちばん大切なところです。
その視点・考えの軸、柱をもっていれば、どんな仕事、災害時に相対しても、自分で考え、判断して、行動することができると思います。
【ご案内】
・環監業務の悩み、課題がありましたら、ご相談をお受けしています。
・課題の解決につながる講座をご用意しています。
・保健師の皆様への研修のご相談、避難所の衛生対策活動等のご相談をお受けしています。
月に数回、環監のための、レジオネラ症対策、防災、仕事術、講座情報など、最新情報をメールで真っ先にお届けします。ご希望される場合、こちらにご記入ください。
【実績】
・2022年、国立保健医療科学院、令和4年度 住まいと健康研修で「災害時の公衆衛生活動」(オンライン)の講師をつとめました。
・2022年、東京・特別区職員研修所、令和4年度 専門研修「地域保健」(主に保健師対象)で、「災害時の避難所の衛生・感染症対策、保健所・環境衛生監視員の視点から」の講師をつとめました。