連載『クリンネス』+α情報(正確な文章) 頭に描いたとおりに表現する
•体の動きを文章にして、そのとおり、読んだ人に伝わるのか、試してみましょう。
真っ直ぐ、そのまま上に手を伸ばすより、いったん手を真横に出してから、上に持っていくと、指先がさらに上へいきます。
これを、正確に伝える文章にしてください。
できれば、ほかの人に文章を読んでもらい、そのとおりに体を動かしてもらいましょう。
思ったとおりに体を動かしてくれたでしょうか。
正確に伝えるのは、思った以上にたいへんだと感じたかもしれませんね。
参考までに、私が書いた文章は次のとおりです。
正確に伝われば、うれしいです。
まず、両手を上にまっすぐ伸ばして、どこまで上がるか確かめます。このとき、左手でスマホ(他の物でもいい)を持って、右手がどこまで伸びたかをマークします。
次に、右手を下ろして、真横に上げてから、円を描くように上にもっていきます。
あら、不思議と思うほど、右手の先がさっきより上に伸びるのです。
関節の動かし方を変えることで、可動域が広がり、先までいきました。