高知県レジオネラ症対策・現場研修会の講師をつとめました(対象:保健所・環境衛生監視員)

・施設の良い点から見ましょう。

 ①スタッフの清掃意識が高い。
 ②配管に「給水管」「給湯管」など表示があり、把握しやすい。
 ③担当者が現場をよく知っている。

現場研修会の様子

2021年11月上旬に、高知県・高知市の保健所・環境衛生監視員を対象に、レジオネラ症対策・現場研修会(主催:高知県)の講師をつとめました。

参加者は8人で、研修会の現場は高知県内の公衆浴場施設でした。

浴槽の湯は、循環ろ過されています。

浴室、機械室など現場を見たあと、参加者のみなさんから、施設の良い点、気づいた改善点が挙げられました。

施設の良い点から見ていきましょう。

良い点

①スタッフの清掃意識が高い。
 
②配管に「給水管」「給湯管」など表示があり、把握しやすい。
 
③担当者が現場をよく知っている。

改善点

①浴槽内で使用していない気泡装置が、そのままになっている。

②水位計の清掃、消毒の作業について、障害物があり、やりにくい。

③砂ろ過器のろ材の交換が、10年以上されていない。

施設の良い点を挙げて、施設の自己肯定感を高めましょう。

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