環監・保健師のための防災【入門】気象・河川の情報収集の方法

【私の視点】
 スマホを使い、気象や河川状況など情報収集が可能です。
 気象庁:ナウキャスト(雨雲の動き)、キキクル(危険度分布)
 国土交通省:川の防災情報(水位、リアルカメラ)
 東京都下水道局:東京アメッシュ(降雨情報)
 各自治体:中小河川のリアルカメラ

東京都下水道局ホームページより(東京アメッシュ)

2022(令和4)年7月中旬、豪雨を予測せよ-多発する豪雨と進化する大雨予測-(オンライン14時~15時30分、主催:港区立みなと科学館、共催:気象庁、自然科学研究機構)に参加しました。

画面には、みなと科学館の実験室が現れました。

講師は、柴田直人氏(気象庁 大気海洋部気象リスク対策課 技官)、町田 祐里氏(気象庁 大気海洋部気象リスク対策課気候変動対策推進室 技官)です。 

私が理解した主な内容は、次のとおりです。

◎線状降水帯の解説

・線状降水帯は、日本に特異なものです。

・上昇気流で温かい空気が上へ、上空の冷たい空気とぶつかり、不安定な天候になります。

・その状態が続いて、雨が降り続くのが線状降水帯です。

◎台風の解説

・反時計回りの風がふきます。

・令和元年台風19号の場合、山脈の地形で上昇に気流ができ、雨雲が発達しました。

・そのため、山脈ちかくで降水量が多くなりました。

・台風のピークが、やや北へ移動している傾向がみられます。強い勢力で日本に近づくのです。

・熱帯低気圧のできる数が増えています。

◎日本の大雨の変化

・頻度が高くなっています。

◎気象情報

・5段階の警戒レベルがあります。
 黒、紫、赤、黄、白(水色)

・キキクル(危険度分布):最近、色表示が変わりました。

・土砂災害:土砂が流れ落ちる:土石流
 
・外水氾濫:堤防を越える。破堤。堤防から水があふれる。

・内水氾濫:川へ下水道の水が流れない。下水道があふれる。

・ナウキャスト(雨雲の動き)

・気象庁関係のお知らせ通知アプリがあります。

・気象庁のホームページで過去の例を調べられます。
 知識・解説/
 キキクル/
 主な災害発生時のキキクル(危険度分布)の状況/
 平成30年7月豪雨のときのキキクル(危険度分布)

【私の視点】
 スマホを使い、気象や河川状況など情報収集が可能です。
 気象庁:ナウキャスト(雨雲の動き)、キキクル(危険度分布)
 国土交通省:川の防災情報(水位、リアルカメラ)
 東京都下水道局:東京アメッシュ(降雨情報)
 各自治体:中小河川のリアルカメラ

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