環監・保健師のための防災【入門】災害時の公衆衛生活動

【私の視点】
 災害時に、過去とまったく同じ場面は現れません。
 自分自身の経験・知識を基に、自ら考えて解決策を考えていく必要があります。
 そのとき、ひとりだけではなく、複数で話し合うことで、気づき、新たな解決策を得ることがあります。

土が残る靴箱(2018年撮影、西日本豪雨被災地で)

2022(令和4)年6月中旬に、国立保健医療科学院の住まいと健康研修(オンライン)で講師をつとめました。

テーマは「災害時の公衆衛生活動」です。

体験型・参加型のワークショップで、全国の保健所・環境衛生監視員11人が参加しました。

私の実際の経験である、東日本大震災被災地の避難所の衛生対策活動をつうじて、保健所・環境衛生監視員の災害時の役割・行動を考えていただきました。

ワークで、避難所のイメージを、五感の視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚をとおして、考えました。

いろいろな声がありました。

・視覚:人がいっぱい。近くに人がいる。

・聴覚:しーんとした中で、子どもの声がする。

・嗅覚:各家のニオイが混ざっている。汗くさい。
    服に浸み込んだ防虫剤の臭いがする。

・味覚:冷えた食事を口にする。

・触覚:床の冷たさが伝わる。
    砂や土が入ってくる。

受講者11人の発表から、気づきがありました。

【私の視点】
 災害時に、過去とまったく同じ場面は現れません。
 自分自身の経験・知識を基に、自ら考えて解決策を考えていく必要があります。
 そのとき、ひとりだけではなく、複数で話し合うことで、気づき、新たな解決策を得ることがあります。

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