石川県レジオネラ症対策・現場研修会の講師をつとめました(対象:保健所・環境衛生監視員)
施設の良い点を挙げました。
①浴槽水の残留塩素濃度測定が定期的に実施され、
濃度低下の場合、塩素剤が投入されている。
②掃除の手順が、物置の扉の裏に貼られていて、
担当者全員が確認できる。
③シャワーヘッドの掃除がしっかりされている。
2022年3月上旬に、石川県・金沢市の保健所・環境衛生監視員を対象に、レジオネラ症対策・現場研修会(主催:石川県健康福祉部薬事衛生課)の講師をつとめました。
参加者は17人で、研修会の現場は石川県内の公衆浴場施設でした。
浴槽の湯は、循環ろ過されています。
浴室の床の拭き取り、浴槽水、シャワー水の
ATP検査の実習をしました。
浴室、機械室など現場を見たあと、
会議室で参加者のみなさんから、
施設で気づいた点(問題点、改善点等)、
良い点が挙げられました。
気づいた点
①オーバーフロー水の再利用があり、
浴槽のこぼれ口に、ごみを捨てないこと、
ツバをはかないことなど、
注意書きを貼るとよいでしょう。
②ヘヤキャッチャーの清掃が毎日されていないので、
毎日実施するとよいでしょう。
③シャワー・ホースが長くたるみがあるので、
滞留水が生じてしまう。
良い点
①浴槽水の遊離塩素濃度測定が定期的に実施され、
濃度低下の場合、塩素剤が投入されている。
②掃除の手順が、物置の扉の裏に貼られていて、
担当者全員が確認できる。
③シャワーヘッドの掃除がしっかりされている。