保健所環境衛生監視員講座(公衆浴場等のレジオネラ症対策を考える、オンライン・ワークショップ)の講師をつとめました
・まず良い点にふれて、営業者、施設の自己肯定感を高めることが大切です。
2021(令和3)年12月上旬、
保健所環境衛生監視員講座
(公衆浴場等のレジオネラ症対策を考える、オンライン・ワークショップ)の講師をつとめました。
参加者は、同内容の講座、計3回で、
全国の保健所環境衛生監視員64人でした。
休憩を挟んで2時間少し、
個人ワーク、グループワークを中心の体験型・参加型の
ワークショップでした。
ワークは、大きく二つです。
①レジオネラ症患者の聞き取り調査から感染源を考える。
②公衆浴場施設の良い点・問題点と改善策を考える。
改善策は、良い点を発展させた「生かすことができる施設の資源」と結びつけました。
②のポイントは、まず良い点から考えることです。
その理由は、次のとおりです。
①レジオネラ症対策は、施設の営業者と保健所との協力が不可欠である。
②協力の前提に、
人(営業者)と人(環境衛生監視員)の関係性をつくることが大切である。
③そのためには、まず良い点にふれて、
営業者、施設の自己肯定感を高めることが
大切である。