国立保健医療科学院で環境衛生監視員研修の「指導・助言を生かすコミュニケーション・スキル基礎編」オンライン・ワークショップの講師をつとめました

①相手に関心をもつ。
②事実質問をする。

オンライン・ワークショップのファシリテーション光景

2021(令和3)年11月上旬に、
国立保健医療科学院て環境衛生監視員研修の
講師をつとめました。

科学院の建物からオンライン講義をし、
受講生は職場や自宅で受講する形でした。

体験型・参加型のオンライン・ワークショップで、
全国の保健所・環境衛生監視員26人が参加しました。

「指導・助言を生かすコミュニケーション・スキル基礎編」は、
私が企画した新たな講座です。

環境衛生監視員の仕事は、
理髪店、美容室、旅館、ホテル、公衆浴場など
施設を対象にした「対物」といわれることがあります。

しかし、私は、施設への衛生監視の前提に、
人(環境衛生監視員)と人(営業者、従業員)との
関係性をつくることが大切だと考えています。

そのためには、相手の話を聞く
コミュニケーション・スキルを
身につける必要があると思っています。

相手に関心をもつ。
事実質問をする。

この二つを意識して、
まず本題と関係のない会話から始め、
相手に十分に話してもらうことができれば
相手の自己肯定感を高めて、
本題の会話にスムーズにつなげることが
できると考えています。

衛生監視で理髪店の扉を開けて、
花瓶の色あざやかな花が目に入ったとしたら、
あなたは、店主とのあいさつのあと、
何と会話を始めますか。

研修のなかでは、そうした設定で、
受講者のみなさんにロールプレイを
していただきました。

さあ、次は、
環境衛生監視員のあなたの番です。

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