BCP研修・訓練が義務化されました

案内

能登半島地震では、高齢者の災害関連死が複数ありました。

災害関連死をなくすためには、災害発生時に実際に動けるような研修・訓練が必要になります。

災害関連死は、インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症、ヒートショック、エコノミークラス症候群(肺血栓症)、低体温症、誤嚥性肺炎などが原因と考えられています。

高齢者の災害関連死リスクが高いといわれています。

活動実績

2016年、熊本地震発災後に、2011年の東日本大震災被災地の気仙沼市での行政支援活動経験を活かし、熊本市保健所の避難所衛生対策活動に協力しました。

被災1カ月後には、支援自治体の保健師チームを対象にした研修会の講師として、避難所の環境衛生面のチェックポイント、改善方法、管理者への指導・助言事項などをアドバイスしました。

その後も熊本を訪れ、避難所の衛生対策活動、仮設住宅の居住環境調査を継続しました。

2018年 西日本豪雨被災地の倉敷市で避難所衛生対策活動協力
2019年 令和元年台風19号被災地の長野市・いわき市で避難所衛生対策活動協力
2024年 令和6年能登半島地震被災地の七尾市・珠洲市で避難所衛生対策活動協力

大規模清掃工場内の避難所開設・運営に関わるBCP作成のコンサルティング業務に携わりました。

ご提供できる研修講座・訓練支援など

 ①災害時の知識基礎研修

 ②現場研修(シミュレーション・ロールプレイ訓練)

 ③BCP計画の見直し

 ④その他、自然災害・感染症に関わること

自然災害・感染症関係の研修、シミュレーション・ロールプレイ訓練など、ご要望に応じて、研修講座や現場研修などをご提供します。

当研修講座では、過去の被災地での避難所の衛生対策活動の経験を基に、実際の災害時に活用できる知識・スキルをお伝えします。

対面、オンラインでの対応が可能です。

対象:介護施設・事業者の運営者・スタッフ等

具体的なサービス内容

災害時の対応基礎編・初級コース(BCP運用1~3年)知識のブラッシュアップ半日コース

対象:介護施設・事業者の運営者・スタッフ等
内容
  • 災害の実態を知る
  • 公衆衛生の視点を学ぶ
  • 避難所・避難生活の基礎知識を学ぶ
  • 講義とワークショップ
  • 疑問点に答える
ご提供できる場面
  1. 対面講座
  2. オンライン講座
こんなケースにおすすめ
  1. 災害時の衛生の知識・スキルを身につけてほしいとき
  2. 災害時の衛生の知識・スキルを身につけたいとき
  3. 衛生の視点をもつスタッフをつくりたいとき
  4. 災害関連死を防ぐヒントをさがしているとき
  5. 災害時の避難所・避難生活の問題点・解決策を知りたいとき
  6. 防災の人づくりの第一歩にしたいとき

ご興味をもたれた方、ご質問やご相談がある方、具体的なご希望がある方は、お問い合わせフォームからご連絡ください。

以下のコースにつきましては、お問い合わせください。

対象:介護施設・事業者の運営者・スタッフ等

各コース

①災害時対応編

・中級コース(BCP運用4年以上)知識のブラッシュアップ

・上級コース(オーダーメイド、施設BCP見直し編)運用ブラッシュアップ

②感染症対応編

・初級コース(BCP運用1~3年)

・中級コース(BCP運用4年以上)

・上級コース(オーダーメイド、施設BCP見直し編)

③ワークショップで学ぶBCP

・BCPを見直してみましょう

④BCPの見直しのサポート

ご提供できる場面
  1. 対面
  2. オンライン
こんなケースにおすすめ
  1. 災害時の衛生の知識・スキルを身につけてほしいとき
  2. 災害時の衛生の知識・スキルを身につけたいとき
  3. 衛生の視点をもつスタッフをつくりたいとき
  4. 災害関連死を防ぐヒントをさがしているとき
  5. 災害時の避難所・避難生活の問題点・解決策を知りたいとき
  6. 防災の人づくりの第一歩にしたいとき

講師プロフィール(衛生危機管理アドバイザー)

中臣 昌広(なかとみ まさひろ)

  • 1958(昭和33)年 東京都生まれ
  • 1981(昭和56)年 荒川区に入庁、荒川区荒川保健所、文京区小石川保健所、文京区本郷保健所、文京区文京保健所で環境衛生監視員として 30 年以上勤務。
  • 2018(平成30)年 定年退職。一般財団法人日本環境衛生センターに技術調査役・環境衛生分野担当として勤務。保健所環境衛生監視員講座の企画運営・講師。
  • 2022(令和4)年 オフィス環監未来塾、活動スタート。
  • 現在 国際医療福祉大学・非常勤講師(防災と生活デザイン)、東邦大学・非常勤講師(保健環境論)。

資格

  • 建築物環境衛生管理技術者(国家資格)
  • 防災士
  • 防災トイレアドバイザー
  • ※さすけなぶる認定ファシリテーター(福島大学)
  •  ※さすけなぶる:福島大学開発の新しい避難所防災教育ツール
  • 認定ワークショップデザイナー(青山学院大学)
  • 入浴施設衛生管理者

学会発表

  • 第79回日本公衆衛生学会総会(2020年10月20日~22日、オンライン開催) 「令和元年台風19号被災地の避難所における空気環境等の実態」
  • 第48回建築物環境衛生管理全国大会(2021年1月13日~28日、オンライン開催)
  • 「令和元年東日本台風(台風19号)被災地の避難所の施設・空気環境の実態」奨励賞受賞

著書、執筆

  • 集英社新書『「水」の安心生活術』
  • 農文協『都会できる 雨、太陽、緑を活かした小さな家』
  • 一般財団法人日本環境衛生センター『レジオネラ症対策のてびき』倉文明監修
  • 一般財団法人日本環境衛生センター『災害時・避難所の衛生対策のてびき』根本昌宏監修
  • 環境新聞社・介護保険専門紙『シルバー新報』で「介護現場で役立つ災害時の知識」を連載中。
  • イカリホールディングス株式会社・月刊『クリンネス』で「衛生視点で感染症・災害時のBCPを考える」を連載中。

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