防災、宮城県・環境衛生監視員に係る災害対応研修会(オンライン・ワークショップ)の講師をつとめました
発電機は、
ガソリン、軽油、カセットボンベなどを
燃料に発電をします。
発電機の排気ガスに一酸化炭素が多く含まれ、
室内で使用すると、死亡事故が起きる可能性があります。
絶対に屋内で使用しないでください。
2022(令和4)年3月上旬、宮城県・環境衛生監視員に係る災害対応研修会(オンライン・ワークショップ、120分)の講師をつとめました。
参加者は、宮城県の県庁・保健所の環境衛生監視員16名です。
テーマは、
「災害時の避難所の衛生・感染症対策、
~保健所・環境衛生監視員の視点から~」
でした。
参加型のワークショップで、
個人ワーク、グループワークで、
在宅避難の問題点、改善策を考えました。
3月上旬に、太平洋沿岸で大きな地震が発生した
と想定しました。
ライフラインが止まるなか
コロナ禍の避難所滞在をさけて、
在宅避難を選んだとしたら、
衛生面、感染症の観点で、
どのような問題があるかを考えました。
電気が止まることで
寒さ、夜の明かりのために
発電機を用意するとの回答がありました。
ガソリン、軽油、カセットボンベなどを
燃料に発電をします。
発電機の排気ガスに一酸化炭素が多く含まれ、
室内で使用すると、死亡事故が起きる可能性があります。
絶対に屋内で使用しないでください。
断水のなか、雨水を活用すると回答がありました。
ふだんから、屋根に降る雨をためる水槽が
あれば、災害時に活用ができると思います。
ワークショップを終えて、
参加者の気づきがありました。
災害時に気をつけることを
日頃から考えておくことが大事
在宅避難の状態について
調査のチェックポイントも
考えなければならない