環監・保健師のための環境衛生ウォッチ【入門】浄水場で水道水の最終安全確認を誰がするのか

【私の視点】
答えのヒントが、私の著書『「水」の安心生活術』集英社新書のなかにあります。
(雨水貯留槽の)槽内に(   )が(    )いた。
最初の(   )の中に入れる言葉がわかると、答えになります。

三宅島の雨水貯留槽

2022(令和4)年9月下旬、都内A大学看護学部で3年生を対象に「健康環境論、水の循環と健康、水道水と雨水から考える」の講義をしました。

100分の講義には、58人の学生のみなさんが出席しました。

講義のなかで、浄水場で、どのように水道水をつくっているかをお話ししました。

河川からの取水→沈澱→ろ過→消毒

私から学生のみなさんへ質問を出しました。

「浄水場で、水道水の最終の安全確認を誰がしていますか?」

学生のみなさんのA4用紙に書いた回答を上げてもらいました。

「浄水場の長」「保健所・環境衛生監視員」「保健所長」「水道局」・・・・・・

なかには「ねずみ」と書いた人がいました。

実験用のラットをイメージしたのかもしれません。

意外と、この回答が、正解に近い方向性がありました。

【私の視点】

答えのヒントが、私の著書『「水」の安心生活術』集英社新書のなかにあります。

P188
< 敷地の奥の地中にコンクリート製の雨水貯留槽があり、屋根に降った雨を樋で集水して貯めている。

用途は、飲用、調理用だ。

また、同じ集落の別の家は、コンクリート製雨水貯留槽を二つ持っている。

台所に近い貯留槽の上部には木製のふたがかぶせられているが、簡単に取り外しができ、槽内の状態をつねに確認できる。

槽内に(   )が(    )いた。

10年以上も生き続けているという。 >

最初の(   )の中に入れる言葉がわかると、答えになります。

チャレンジしてみてください。

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・2021年、東京都特別区職員研修所、令和3年度専門研修「地域保健」(主に保健師対象)で、「新型コロナウイルスを踏まえた避難所の衛生対策、保健所・環境衛生監視員の視点から」の講師をつとめました。

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